セドナは、ハワイ島と並んで、僕のもっとも好きな場所のひとつだ。セドナだけでなく、アリゾナからユタ、ニューメキシコのいわゆるグランドサークルと言われる先住民ナバホ族やホピ族の居留区エリアの荒野が大好きで、何度か訪れている。
イルちゃんと出会って、もう、7年、8年になる。今回4度目のセドナだったから、大した回数もセドナには行ってないし、イルちゃんと会ったのも、そういう意味では4回目ということになる。イルちゃんが日本に戻っても、僕とのタイミングもあって、日本で会ったことはない。でも、なぜか、イルちゃんはとても身近な人に思える。
イルちゃんは、不思議な空気を持っている人だ。会えばわかるけれど、どこかふわっとしていて、ファンタジーの世界から現れた妖精みたいなところがある。セドナで会う度、日本の近況の話などするけれど、アメリカに住んでいるからという理由だけでなく、そもそも時事ネタは、よっぽどのニュースや話題以外は、ほとんどご存じない(笑)。というか、それはとてもいいことでもあって、世の中には、知らなくてもいいどうでもいいような情報に溢れている。そういう意味で、イルちゃんは、自分が大切にすることにフォーカスして人生を楽しんでいるようだ。
いつも笑顔を絶やさず、明るく、爽やかに、楽天的で、前向き、ポジティブ。細かいことは気にしない。イルちゃんの人生もいろいろとあって、ここセドナに行き着いたのだと思うけれど、彼女の人生を通して、セドナからの恩恵を深い部分から伝えてくれるひとりだと思う。
数年前に他界された、ご主人のリーさんことLipoさんにもお世話になった。初めてご自宅におじゃましたときに、おいしいカレーを作って待っていてくれたことを懐かしく思い出す。リーさんが病気になって生死をさまよったときも、セドナへ行く機会が重なって、フラッグスタッフの集中治療室へお見舞いに行ったこともあった。その後、奇跡的に復活し、元気な姿でお会いすることができたけれど、ますますを持って、宇宙人のようになって・・・笑 高次のお話しを聞かせていただいた。僕にとって初めてのセドナは、イルちゃんやリーさんとの出会いが同時にあったので、セドナはいつもとても身近な場所にも感じている。イルちゃん、セドナからのエネルギーをいつもありがとう!